屋根工事で活躍する道具とは?一部の道具を紹介
2024/12/31
こんにちは!杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、屋根や外装の改修に加えて内装や水回りの工事も手がけております。住まい全体の快適性の向上を目指しており、お客様の生活スタイルに合わせた提案をおこないながらご要望に応じた丁寧な工事を心掛けている会社です。本日は屋根工事で活躍する道具についてお話していきます。屋根工事に使用する道具にはさまざまな種類があり、屋根の種類によっても使用する道具が異なっていきます。ここでは屋根工事に活躍する道具の一部を紹介していきます。
目次
屋根工事で活躍する道具一覧
板金ハンマー
屋根に使用するハンマーは板金ハンマーといって、片方が四角で片方が先細りしているというのが特徴です。通常釘を打つ場合などには四角い部分を使用しますが、角波板金の溝などの狭いところに釘を打つときなどに細い方を使います。そうすることで周りの板金に傷をつけずに釘を打つことが可能になるのです。また瓦工事には玄能という金槌を使用しますが、玄能も片方が四角、もう片方が先細りしている形になっています。
板金ハサミ
板金を切るハサミは特殊な形をしており、さまざまな種類があります。たとえば柳刃と呼ばれる板金を切って加工するためのスタンダードなハサミから、エグリ刃という円形に切るのに適したハサミ、長い板金を切るときに使用する縦切りハサミなどがあります。また板金ハサミはネジの部分をハンマーで叩くことで硬さを調整することが可能です。
ツカミ
ツカミは、板金を折り曲げたり板金同士を合わせたりするときに活用します。ツカミにはさまざまなサイズや形状のものがあり、用途に合わせて選択することができます。またエアーベンダーと呼ばれるツカミの役割を電動でおこなうことができる工具などもあります。
こて
こては、瓦の屋根の工事をするときに使用します。瓦を固定する役割の漆喰を塗るのに使用するこてには瓦鏝と面戸鏝の2種類あり、瓦鏝は瓦を固定するための南蛮漆喰を盛るときに使うスルメの形状に似ているものです。一方面戸鏝は瓦と瓦の間に使用するため、小さく折れ曲がった形をしています。
職人が腰に付けている道具袋の中身
・差し金
L字型をした定規で、表裏にメモリがついているのが特徴の工具です。寸法を測るだけでなく、角度を測りたいときにも活躍します。
・危険防止スケール
ベルトループに引っ掛けることができるメジャーで、バネがついているため万が一手を滑らせてしまったとしても落下してしまう心配がありません。
・防水テープ
ブチルテープとも呼ばれ、雨漏りの応急処置などをおこなうときに使用するブチルゴムを使用した粘着テープです。
・雨樋用接着剤
軒樋や竪樋の連結部分に使用する接着剤で、乾燥性と耐久性、耐水性を兼ね備えています。また集水器やパイプなどを接続するときなどにも使用することがあります。
・コーキングヘラ
建物の気密性や防水性を高めるために、施工の際にできた隙間にはコーキング剤を充填していきます。この作業に使用するのがコーキングヘラです。
・マスキングテープ
コーキングが他の場所についてしまわないように保護するために活用します。
まとめ
屋根工事で活躍する道具についてお話させていただきました。屋根工事に使用する道具にはさまざまな種類があり、ここでは紹介しきれていないものもたくさんあります。ホームセンターなどで購入することが可能なものもありますが、使いこなすには職人の技が必要な道具も多くあります。一時的な補修であればご自身でおこなうことも可能ですが、高所であるためにケガのリスクがあったり誤って屋根を破損させてしまう可能性もあるでしょう。そのため屋根の補修をお考えの場合には、一度プロの業者に依頼してみることをおすすめします。
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