屋根工事で塗装をおこなう必要はない?塗装が有効的な屋根の種類
2025/01/01
こんにちは!杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、屋根や外壁だけでなく内装や水回りの工事も手がけながら、お客様の生活スタイルに合わせた提案と丁寧な施工で快適で安心できる住環境を提供しています。本日は屋根の塗装についてお話していきます。屋根の塗装は必要がないといわれることもありますが、実際にはどうなのでしょうか?屋根の塗装は屋根の材質によって向き不向きがあります。そのため屋根の種類によっては塗装が必要ない場合もあります。ここでは塗装をおこなうことが効果的な屋根の種類について紹介していきます。
目次
屋根の塗装とは
屋根の塗装とは屋根の塗料を塗り直すことで、使用する塗料にはグレードがあります。遮熱効果や雨によって汚れを流す機能を持つ塗料もあるため、用途に合わせて使い分けることが可能です。完全に屋根材を保護したりもともとの寿命を延ばすことはできませんが、劣化を防いだり屋根の美観を保つ重要な役割があります。
塗装が効果的な屋根の種類
トタン屋根
金属製の屋根材の中でも、トタン屋根は塗装に適している屋根材です。トタンは亜鉛で加工されており、亜鉛の犠牲防食作用によって錆にくいという性質を持っています。しかし経年劣化によって鋼板が露出することで、錆びやすくなってしまうのです。そのため錆が進行する前に塗装で保護しておくことで、劣化を防ぐことにつながります。塗料の種類によっても異なりますが、10年に一回程度はメンテナンスをおこなうことがおすすめです。また年数が経っていなくても色あせや汚れ、塗料の劣化などを感じたときには、メンテナンスすると良いでしょう。
粘土瓦以外の屋根
その他の粘土瓦以外の屋根材も、塗装などのメンテナンスをおこなうことは重要です。塗装は雨や紫外線などのダメージから屋根を守り、長持ちさせる役割を担っています。藻や苔が発生している場合や屋根材の小さなひび割れなどに気づいたときには、メンテナンスをおこなう必要があります。しかし、屋根は劣化していることに気づくことが難しい場所でもありますよね。そのため定期的なメンテナンスでプロに塗装などをおこなってもらうことで、屋根の状態を確認することにもつながるでしょう。
屋根の塗装が必要ないケース
屋根材が損傷したり内部が腐敗しているなど、屋根自体の劣化が極端に進行している場合には塗装だけでは修復することができません。その場合には塗装ではなく葺き替えやカバー工法が必要になってきます。カバー工法では既存の屋根の上から新しい屋根をかぶせるため、屋根材にも損傷がある場合に適しています。屋根の損傷だけでなく屋根内部の防水シートや下地になっている野地板が傷んでいるケースでは、屋根をすべて撤去して新しい屋根材に替える葺き替えが必要になってきます。
まとめ
屋根の塗装についてお話させていただきました。屋根材にはさまざまな種類があり、塗装するのが効果的な場合と不要な場合があります。トタン屋根などは塗装で保護しておくことで、錆が進行して劣化してしまうことを防ぐことが可能になります。逆に粘土瓦は耐久性が高く塗装によって保護する必要がないため、塗装が不要な屋根材であるといえます。このように屋根材によってメンテナンスの方法も異なってきます。そのためメンテナンスをおこなう際には屋根材の特性を理解しておくことが重要です。当社では屋根の劣化の程度や材料の特性を見極め、経験を生かしながら最適な工法を選択することで耐久性と見た目の美しさを兼ね備えた仕上がりを実現しています。屋根の工事でお困りの際は、お気軽にご相談ください。
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