屋根工事の種類別!工事の流れを紹介
2025/01/12
こんにちは!杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、地域密着での取り組みを大切にしながら屋根工事に携わって20年以上の経験を持つ熟練の屋根職人が高品質な屋根工事サービスを提供しております。本日は、屋根工事の流れについてお話していきます。屋根工事にはさまざまな方法がありますが、ここでは葺き替え工事、カバー工事、屋根塗装に着目してそれぞれの工事の流れについて紹介していきます。
目次
種類別屋根工事の流れ
葺き替え工事
葺き替え工事は既存の屋根材をすべて取り外し、新たに屋根を設置する方法です。新しい屋根に交換するため、耐久性を高めることが可能になります。葺き替え工事の流れは以下の通りです。
①既存の屋根材を撤去する
屋根材をすべて撤去し、ゴミが溜まっている場合にはゴミも取り除きます。
②野地板の補強や張り替えを行う
下地である野地板が劣化している場合には、状況に応じて補強や張り替えを行います。
③ルーフィングシートを張る
ルーフィングシートは建物の内部に水が入らないようにする役割を担う防水シートで、防水対策を行うために重ねて取り付けます。
④屋根材を設置する
ルーフィングシートの上に屋根材を設置し、棟板金を設置したら作業は完了です。
カバー工事
カバー工事とは既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる工事方法で、コストパフォーマンスがよく耐久性が高いというメリットがあります。カバー工事の流れは、以下の通りです。
①棟板金を撤去する
はじめに屋根の頭頂部分に取り付けられている棟板金を取り外していきます。撤去した箇所の下地の劣化を同時に確認し、傷がある場合などには補修を行います。
②ルーフィングシートを張る
建物の内部に水が入ることを防ぐために、ルーフィングシートを重ねて取り付けます。
③新しい屋根材を設置する
ルーフィングシートの上に新しい屋根材を重ねて設置していきます。
④板金部分に防水加工をする
板金部分は雨漏りしやすい部分なので、防水機能を高めるためのコーティングを行っておきます。
屋根塗装
屋根塗装は屋根に塗料を塗ることで見た目を向上させるだけでなく、屋根を長持ちさせる効果があります。天気の変化に対応できるものや、熱のこもりを抑えて屋根の寿命を延ばす塗料などもあります。
①洗浄
高圧洗浄で屋根の汚れや劣化して剥がれかけている塗装などを取り除き、屋根を綺麗にします。
②下地調査
屋根の下地を調査し、破損がないか確認します。ひび割れや洗浄では落としきれなかったサビなどの汚れがある場合には、状態に合わせた適切な補修を行います。
③養生
樋や外壁など塗料がついてはいけない部分を養生で保護し、塗料が飛散、付着しないように保護します。
④下塗り
下塗りは屋根材と上塗りの塗料を密着させる重要な役割があり、仕上がりをよくするために下塗りを行います。
⑤中塗、上塗り
下塗り後中塗り、上塗りの順番で塗装を行っていきます。下塗り後、中塗り後には一定の乾燥時間を設ける必要がありますが、塗料の種類によって乾燥に必要な時間が異なります。多くの場合、中塗りと上塗りは同じ塗料を使用します。
⑥縁切り
塗料が完全に乾く前に、屋根材が重なった部分にできる塗膜を切り離して隙間を作る縁切りを行います。縁切りを行うことで雨漏りや結露などを防ぐことに繋がります。
まとめ
屋根工事の流れについてお話させていただきました。屋根工事にはさまざま種類があり、用途や屋根の状態によって使い分けることが可能です。それぞれ作業工程が違うため、作業にかかる時間や費用も異なってきます。適切な処置を行うことで屋根を長持ちさせることにも繋がるため、屋根にメンテナンスをお考えの場合はプロに相談することをおすすめします。
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