屋根工事における足場の必要性とは?種類や特徴を解説
2025/01/21
こんにちは!杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、葺き替えや雨漏り補修、カバー工法を用いた屋根工事から屋根板金補修や塗装まで、屋根に関する幅広い工事サービスを提供しております。本日は、屋根工事を行うときの足場の必要性についてお話していきます。2メートル以上の高所で屋根工事を行う際には、足場を設置することが必ず必要となってきます。足場は、職人の安全を確保したり作業効率を高めるために必要不可欠です。ここでは、足場を設置することが必要な理由や足場の種類などを紹介していきます。
目次
足場が必要な理由
職人の安全性の確保
厚生労働省が定めている労働安全衛生規則では、2メートル以上の高所で作業する場合には安全な足場を設けることが義務付けられています。一般的な住宅の屋根の高さは2階建てで6~8メートル程度なので、万が一転落をしてしまえば大けがや酷い場合には命を失ってしまうリスクもあります。職人を守るためには、足場は必要不可欠なのです。
作業効率を高める
いくら作業に慣れている熟練の職人であっても、高所での作業は常に危険を感じます。そのため地上に比べると職人の集中力を下げ、作業効率を悪くしてしまう可能性があるのです。足場を設けて安全を確保することで作業への集中力を高めて作業効率を良くし、ミスのない正確な作業に繋がるために結果的に工期を短くすることにも繋がるのです。
洗浄水や塗料の飛散を防止する
足場の外側に取り付けるシートには洗浄水や塗料の飛散を防止するという効果があり、飛散を防止することで近隣住民とのトラブルを回避することにも繋がります。屋根の高圧洗浄を行う場合には、洗浄水や塗料が近隣の住宅の壁や窓に飛散してしまうリスクがあります。足場を設けてシートを取り付けることで、こうしたトラブルを防ぐことができるでしょう。
足場の種類
・ビケ足場
凹凸がついた金属ハンマーで打ち込んで部材同士を接合して組み立てる足場で、一定間隔で支柱となる交換を配置してアンチと呼ばれる踏み板を固定して作っていきます。職人が立つ踏板の幅が広く、揺れも少ないとことが特徴の足場です。
・枠組足場
高く組むことが可能な枠組足場は、高層ビルや大きな建物の建設に有効的です。足場部品が大きく組み立ても大掛かりになるので、一般住宅で使用されることは滅多にない足場です。強度が高く耐久性に優れているだけでなく、組み立てや解体作業が比較的容易で時間がかからないという特徴があります。
・単管ブラケット足場
単管ブラケット足場は40㎝程度のスペースがあれば組立てることが可能なため、ビケ足場を組み立てられない場合でも設置することが可能です。金具を用いて現場でパーツを組立てボルトをしっかりと締めなければいけないため、時間と手間がかかってしまうという難点があります。
まとめ
屋根工事を行うときの足場の必要性についてお話させていただきました。足場は屋根工事を行う職人の安全を確保し、職人の集中力を高めることで作業のミスを減らすなど作業効率を高めて工期を短くすることに繋がります。また足場を設置してシートを張ることで洗浄水や塗料が飛散してしまうリスクを防ぎ、近隣住民とのトラブルを回避することも可能になります。足場にはビケ足場や枠組足場、単管ブラケット足場などさまざまな種類があり、工事を行う環境などに合わせて選択することが可能です。また、屋根の勾配がきつい場合には屋根にも足場を設置する必要があります。足場は職人を守る大切な役割を担うため、設置する際には信頼できる業者に依頼したいですね。
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