杉山工業

親綱とは?屋根工事で安全を確保するための方法

お問い合わせはこちら

親綱とは?屋根工事で安全を確保するための方法

親綱とは?屋根工事で安全を確保するための方法

2025/01/23

こんにちは!杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、いつでも良心的な低価格で高品質な屋根工事を実現できるように南足柄市を中心に地域密着での取り組みを大切にしながら細部に至るまで丁寧な施工を心がけています。本日は、親綱についてお話していきます。親綱は、高所作業をする際の安全を確保するための重要な役割を担います。安全性を確実に確保するためには、親綱の強度を確認しておくことが重要です。ここでは、親綱を使用するときの注意点や強度を確認する方法などを紹介していきます。

目次

    親綱とは

    親綱とは屋根などの構造物に設置されたロープのことで、屋根の上などで作業する職人が転落防止の安全帯をかけるために使用します。親綱は親綱支柱、緊張器と連携して使用し、転落事故のリスクを大幅に低減することで作業効率と安全性を同時に向上させる重要な安全対策です。親綱は墜落制止用器具を接続し転落時に職人を支える役割を担いますが、親綱自体が適切に設置されていなければ安全性を保証することはできません。親綱をつなぐ親綱支柱は十分な強度を持ったものを設置し、親綱支柱に親綱をつなぐ時には緊張器によって張りを調節します。このように親綱、親綱支柱、緊張器の3点を適切に活用することで、高所作業の安全を一層強化することができるのです。

    親綱を使用するときの注意点

    親綱を使用するときには、親綱と親綱支柱の強度を確認することが重要です。親綱支柱は落下阻止性能試験を実施して基準を満たしている必要があります。親綱の強度は法令によって一定の基準が設けられていますが、フックの有無などによっても試験方法と要求される強度に違いがあるため使用する前に詳細を確認しておくと良いでしょう。通常の親綱の場合はロープの伸び試験と強度試験によって安全性を判断しますが、フック付きの親綱の場合には引張強度試験を行います。試験を行いフックや金具等に異常ががないことや、破断や変形、損傷などがなく外れ止めの機能が維持していることを確認します。

    強度に問題がある親綱の見分け方

    ・ロープに切り傷などの損傷がある

    親綱に切り傷などの外的な影響による損傷がある場合には、本来の強度を発揮することはできません。微細な傷であれば強度を維持している可能性もありますが、ナイフなどで少しの切れ目を入れただけでも十分な強度を保つことはできないと思っておくと良いでしょう。そのため目視で明らかな傷を確認した場合には、使用しないようにしましょう。

    ・著しく摩耗している

    ロープが著しく摩耗している場合には、強度が低下していると考えて良いでしょう。そのため著しく摩耗している親綱は使用しないのが原則です。摩耗は見た目にも分かりやすいですが、見た目で判断できない場合には試験を行って強度を確認するか心配であれば新品を使用した方が良いでしょう。

    ・落下衝撃を受けたか否か

    使用している時に落下衝撃を受けた場合には、落下衝撃によってロープの見えない部分に損傷が起きているリスクがあるため再利用はしない方が良いでしょう。試験をして強度に問題がないことが確認できれば使用しても構いませんが、可能であれば新しいロープに交換することをおすすめします。

    まとめ

    親綱を使用するときの注意点や強度を確認する方法などについてお話させていただきました。親綱は高所作業をする職人の安全性を保つための重要なアイテムです。親綱を安心して活用するためには、強度を活用することが必要不可欠です。強度が確認された親綱を活用して安全を保つことで安心して作業を行うことができるため、作業効率を高めることに繋がるのです。

    ----------------------------------------------------------------------
    杉山工業
    住所 : 神奈川県南足柄市矢倉沢1311
    電話番号 : 0465-25-4963


    ----------------------------------------------------------------------

    当店でご利用いただける電子決済のご案内

    下記よりお選びいただけます。