屋根工事に使用するガルバリウム鋼板とは?人気の理由を紹介
2025/01/25
こんにちは!杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、屋根工事に携わって20年以上の経験を持つ熟練の屋根職人が直接屋根の状態を確認して施工することで高品質な屋根工事サービスを提供しております。本日は、ガルバリウム鋼板についてお話していきます。ガルバリウム鋼板とは亜鉛の防食機能とアルミの耐久性を兼ね備え、加工しやすいという特徴を持っているため屋根や外壁などに広く使われている素材です。ここでは、ガルバリウム鋼板の特徴や人気に理由などについて紹介していきます。
目次
ガルバリウム鋼板とは
ガルバリウム鋼板は1972年にアメリカで開発された金属素材で、アルミと亜鉛で鉄を保護することによって高い耐久性を持たせた鋼板です。ガルバリウム鋼板は金属素材でありながらサビにくいなどの特徴を持つため、建築物の屋根材や外壁材などとして採用されています。ガルバリウム鋼板のめっき層は、アルミニウム55.0%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%で構成されているために防カビ性と耐久性を兼ね備えているのです。
ガルバリウム鋼板が人気な理由
耐久性に優れている
ガルバリウム鋼板は亜鉛の防食機能とアルミの耐久性によって従来のトタン屋根の3~6倍の耐久性を持つと言われています。加工がしやすいために住宅や工場の屋根など幅広く使われるだけでなく、積雪や酸性雨の影響を受けやすい地域や海沿いの環境でも優れた性能を発揮することができます。耐用年数は製品やお住まいの周辺環境などによって異なりますが、10~15年を目安にメンテナンスを行うことでより長持ちさせることが可能になるでしょう。
耐熱性や耐震性が高い
ガルバリウム鋼板は熱に強いアルミが含まれているため耐熱性に優れ、直射日光を反射することによって高温の中でも屋根の温度を抑えて室内の気温の上昇を防ぐ効果が期待できます。またガルバリウム鋼板は軽量であるために建物への負荷を軽減することができ、建物の重心も下がるために耐震性が向上して大きな揺れや倒壊するリスクなどから住宅を守ることも可能になります。
シンプルなデザイン性
ガルバリウム鋼板を活用することでシンプル、モダン、スタイリッシュなどさまざまなテイストの外観を演出することが可能になります。ガルバリウム鋼板ならではの素材感や色や形状によって変化する個性的な雰囲気も人気の理由の一つで、色や形状などによっても違った雰囲気を演出することが可能になります。
ガルバリウム鋼板を活用するときの注意点
ガルバリウム鋼板は時間の経過とともに少しずつ劣化が進行し、防水性などを維持することができなくなってきてしまいます。サビが発生してしまった場合には特に注意が必要で、サビが広範囲にわたって進行してしまうと建材自体がダメになってしまう可能性があります。サビが進行することで建材に穴が開いてしまい、雨漏りやカビ、シロアリなどを発生させる原因にもなりかねないため注意が必要です。このようなリスクを防ぐためにも必要なタイミングで塗装などのメンテナンスを行うようにすることが重要です。
まとめ
ガルバリウム鋼板についてお話させていただきました。ガルバリウム鋼板は耐久性や耐震性に優れ、積雪や酸性雨の影響を受けやすい地域や海沿いの環境でも優れた性能を発揮するとともに大きな揺れや倒壊するリスクなどから住宅を守ることが期待されます。また定期的なメンテナンスを行うことで長く安心して使用することが可能になるため、定期的な塗装などを行うようにすると良いでしょう。ガルバリウム鋼板ならではの素材感や色や形状によって変化する個性的な雰囲気を演出することも可能なため、上手く取り入れてみても良いかもしれませんね。
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