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鉄骨屋根工事とは?施工方法や注意点を解説

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鉄骨屋根工事とは?施工方法や注意点を解説

鉄骨屋根工事とは?施工方法や注意点を解説

2025/04/01

こんにちは!杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、屋根の板金工事からカバー工法、屋根の葺き替えや屋根塗装など、屋根に関する幅広いサービスをご提供しております。本日は、鉄骨屋根工事についてお話していきます。建物の屋根は、重要な役割を担う箇所になります。中でも「鉄骨屋根工事」は、強度、耐久性、デザイン性に優れた工法として多くの建物で採用されています。ここでは、鉄骨屋根工事とは何か、どんなメリットがあるかなどについて解説していきます。

目次

    鉄骨屋根工事とは

    鉄骨屋根工事とは屋根の骨組みに鉄骨を使用する屋根のことで、軽量鉄骨を使用したものから重量鉄骨を使う大規模な構造までさまざまですが、頑丈さや自由な設計が魅力です。特に倉庫や工場、大型店舗などの大型施設には鉄骨屋根が多く採用されており、近年では戸建て住宅やデザイン性の高い店舗にも使用されるケースが増えてきました。

    鉄骨屋根のメリット

    ・耐久性と耐震性

    鉄骨は、木材や軽量建材と比べて非常に頑丈です。屋根の構造がしっかりしていることで、地震や強風に強くなり建物全体の安全性を高めることが可能になります。

    ・自由なデザイン設計が可能

    鉄骨は長いスパンで見てもたわみにくく、大空間をつくりやすいという特徴があります。そのため、柱の少ない開放的な空間設計が可能になります。デザインの自由度が高いという点は、建築家や設計士にも好まれています。

    ・工期の短縮が期待できる

    工場であらかじめ加工した鉄骨部材を現場で組み立てる「プレファブ工法」が採用されることが多く、現場での施工時間が短く、全体の工期を圧縮することができます。

    鉄骨屋根工事の手順

    ・設計、図面の作成

    建築士や設計士が構造計算を行い、鉄骨のサイズや配置、使用する部材などを詳細に設計していきます。この段階で使用する鉄骨の強度や屋根材も決定されます。

    ・鉄骨の加工、運搬

    設計図に基づいて鉄骨を工場で正確に加し、現場に運搬します。ここでの品質管理は非常に重要なポイントになってきます。

    ・鉄骨の建て方

    現場に運んだ鉄骨をクレーンなどで吊り上げ、ボルトや溶接で組み立てていきます。柱、梁、母屋と順番に設置し、屋根の骨組みを完成させていきます。

    ・屋根材の取り付け

    骨組みが完成したら、断熱材や防水シートを設置してガルバリウム鋼板や折板、瓦棒葺きなどの屋根材を取り付けていきます。耐久性や防水性を確保する重要な工程です。

    ・仕上げ、検査

    屋根材の設置後、溶接個所の検査などを行い、問題がなければ施工は完了です。現場によっては最終的な防水処理や塗装を行う場合もあります。

    鉄骨屋根工事で注意すべきポイント

    ・断熱、結露対策が重要

    鉄は熱伝導率が高いため、断熱材をしっかり施工しないと夏は暑く、冬は結露の原因となってしまう可能性があります。遮熱塗料や断熱パネルの併用が効果的です。

    ・定期的なメンテナンス

    鉄骨はサビにくい塗装をしていますが、長年使用するとどうしても劣化していきます。10~15年を目安に、塗装やボルトの緩みのチェックを行う必要があります。

    ・防音対策の工夫が必要

    雨音が響きやすいという弱点もあります。そのため遮音材や吸音材を屋根裏に入れることで、静かな環境を保つことができます。

    まとめ

    鉄骨屋根工事とは何か、どんなメリットがあるかなどについてお話させていただきました。鉄骨屋根は耐久性と自由度の高さから、さまざまな建築物で採用されています。施工には高度な知識と技術が必要であり、計画から施工、仕上げ、検査まですべての工程において制度が求められます。屋根工事をお考えの方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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    杉山工業
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