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賃貸物件での雨漏り工事はどう進める?工事の流れと注意点

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賃貸物件での雨漏り工事はどう進める?
工事の流れと注意点

賃貸物件での雨漏り工事はどう進める?工事の流れと注意点

2025/05/30

こんにちは!杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、使用する素材の品質や仕上がりの耐久性を重視して長期間暮らしを支える屋根となる高品質な屋根工事を行っております。本日は、賃貸での雨漏り工事についてお話していきます。持ち家と違って賃貸では修理の進め方や責任の所在が異なるため、住人としても大家さんとしても「どうすればいいの?」と悩んでしまうこともあるでしょう。この記事では、雨漏りが発生したときの工事の流れや知っておくべき注意点などについて、屋根工事のプロの視点から解説していきます。

目次

    雨漏りが発生したらやること

    管理会社や大家さんに連絡する

    賃貸で雨漏りが起きた場合には、まず管理会社や大家さんに連絡することが重要です。住人が自己判断で修理を依頼してしまうと、後々の費用負担の面でトラブルが生じる可能性があります。連絡時には、「いつ雨漏りが起きたか」「どの場所から水が入ってきているか」「どの範囲が被害を受けたのか」、そして「雨の日だけ起こるのか、常に水が出ているのか」といった情報を伝えると、状況が正確に把握されやすくなります。また、被害状況を写真に撮っておくと、後からの説明や保険の手続きでも役立ちます。

    雨漏り工事の流れ

    ・ 現地調査・原因特定

    まずは専門業者が建物に訪問し、屋根や外壁、サッシ周辺など、雨水の侵入箇所を詳しく調査します。目視による確認に加えて、必要に応じて散水試験やサーモグラフィーを使い、原因を突き止めます。当社では、専門的な知識と経験を持つスタッフが細部まで丁寧に確認しながら作業を進めており、屋根や外壁の状態を細かく点検し、原因となっている箇所を正確に特定します。

    ・応急処置の実施

    もし雨漏りの状態が深刻であれば、ブルーシートでの覆い作業など、すぐにできる応急処置を行います。本格的な修理作業は天候や建物の状況を見ながら後日となることも多いため、それまでの間に被害の拡大を防ぐ対応が求められます。

    ・修理内容の決定と工事

    原因が特定されたら、それに基づいて修理方法を決定します。工事内容は管理会社や大家さんの了承を得てから着手されます。実際の工事では、屋根の瓦やスレートの差し替え、コーキングの補修、防水層の再施工、外壁のひび割れ補修、サッシまわりのシーリング打ち直しなどがよく行われます。これらの修理方法は、建物の築年数や構造、素材によって最適な手法が異なります。杉山工業では、作業は生活への影響を抑えつつ、迅速かつ配慮のある施工を心がけております。

    賃貸の雨漏り工事で注意点すべきポイント

    原因をきちんと確認する

    雨漏りが起きた原因が建物自体の老朽化によるものであれば、通常は大家さんや管理会社が責任を持って修理する必要があります。一方で、住人の不注意が原因となっている場合(たとえばベランダの排水口にゴミを詰まらせてしまったなど)には、修理費用を住人側で一部負担するケースもあります。原因の所在をはっきりさせることが、スムーズな対応につながります。

    勝手に修理を行わない

    雨漏りが軽度であったとしても、住人自身で修理やDIYによる応急対応を行うのは避けるべきです。誤った対処によって被害が広がったり、工事の妨げとなったりする可能性があるため、必ず専門業者による確認と対応を受けるようにしましょう。

    火災保険が使えるかを確認する

    雨漏りによって家具や家電製品が濡れてしまった場合には、契約している火災保険(家財保険)で補償される可能性があります。ただし、補償の有無や範囲は保険会社や契約内容によって異なるため、保険会社へ事前に確認することが大切です。

    オーナーや大家さんが注意しておくこと

    定期的なメンテナンスを行っておく

    築10年以上経過した建物では、屋根や外壁、防水層が劣化していることが多くなります。こうした経年劣化は、雨漏りの直接的な原因となるため早期の点検と修繕が重要です。特に、外壁のひび割れが見られる場合や天井にシミがあるとき、ベランダの床が柔らかくなっている場合、さらには雨どいが詰まっていたり破損していたりする状況では、注意が必要です。こうした兆候が見つかれば、速やかに専門業者に依頼して点検してもらいましょう。

    まとめ

    雨漏りが発生したときの工事の流れや、知っておくべき注意点などについてお話させていただきました。賃貸物件での雨漏りは、住人・大家・管理会社の立場によって対応方法が異なりますが、いずれにせよ共通して言えるのは「早めの対処が重要」ということです。対応が遅れると建物の内部が腐食し、修理費用も高額になりかねません。杉山工業では、賃貸住宅での雨漏り調査・補修にも数多くの実績があります。もし少しでも不安な症状があれば、まずはお気軽にご相談ください。状況を丁寧に確認し、適切な修理方法をご提案いたします。

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    杉山工業
    住所 : 神奈川県南足柄市矢倉沢1311
    電話番号 : 0465-25-4963


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