瓦屋根工事技士とは?資格を取得する難易度とメリットを紹介
2025/01/11
こんにちは!杉山工業です。私たちは屋根工事に携わって20年以上の経験を持つ熟練の屋根職人が直接屋根の状態を確認し施工することで、高品質な屋根工事サービスを提供しています。本日は、瓦屋根工事技士についてお話していきます。瓦屋根工事技士は一般社団法人全日本瓦工事業連盟が発行している資格で、取得しておくことで建築会社や瓦屋根工事業者での活躍の幅を広げることが可能になります。ここでは瓦屋根工事技士の資格を取得するときの難易度や取得することのメリットなどについて紹介していきます。
目次
瓦屋根工事技士の難易度
瓦屋根工事技士は一般社団法人全日本瓦工事業連盟が発行している資格で、瓦の構造や設計、施工管理や品質管理など、屋根瓦工事に関する基本的な知識と技術を有していることの証明となる資格です。年に一度行われる瓦屋根工事技士資格試験に合格して登録することで資格を取得することができますが、知識の範囲が膨大であるため合格率は50%前後と難易度は高い傾向にあります。受講するためには3年以上の瓦屋根工事に関する実務経験が必要となり、5年ごとに更新しなければなりません。
瓦屋根工事技士の資格を取得するメリット
瓦の構法や設計、施工、品質管理など、瓦屋根に関する適切な知識と技能を有していることの証明となり、お客様からの信頼度を高めることに繋がります。また近年では資格の内容が時代に合わせて変化しており、瓦屋根の知識に加えて建築全般の知識や若手職人の育成といった部分まで含められるようになったため、管理者として責任感や向上心を持っていると判断されます。そのため、活躍の幅を広げることも可能になるでしょう。
併せて確認したい関連資格
・かわらぶき技術士
かわらぶきとは瓦を屋根に設置することを意味しており、その専門家となるのが「かわらぶき技術士」です。かわらぶき技術士は国家資格にあたり、瓦屋根の設置や修理に必要な技術や知識を有していることが認定されます。施工法や安全衛生などの知識が問われる学科試験と、屋根下地の模型に瓦を設置して制限時間内に問題なく作業がおこなえるかという実技試験が行われます。1級から3級まであり、それぞれ実技で使用される瓦の種類が変わります。
・瓦屋根診断士
瓦屋根診断士とは、瓦屋根の適切な診断能力を有していることを証明する資格です。耐久性や修理の必要性についてアドバイスすることが可能になるため、資格取得後の仕事内容の幅が広がります。この資格を取得するためには、瓦屋根工事技士とかわらぶき技術士2級以上の資格を有しており、一般社団法人全日瓦工事業連盟の会員であるという条件を満たす必要があります。
・建築板金技術士
屋根材や雨どいなど、建物には多くの金属製品が使用されているため、金属板を加工して建築部位を作成する建築板金の技術が必要になってきます。建築板金技能士は、この建築板金の技術を認定する国家資格です。1級から3級まで等級が設定されており、等級が上がるにつれて受験資格や試験内容は厳しくなります。
まとめ
瓦屋根工事技士の資格を取得するときの難易度や、取得することのメリットなどについてお話させていただきました。瓦屋根工事技士は瓦の構造や設計、施工管理や品質管理など、屋根瓦工事に関する基本的な知識と技術を有していることの証明になり、信頼度を高めたり活躍の幅を広げることに繋がります。また屋根工事に関連する資格は他にもあり、取得しておくことでさらに知識や技術の幅を広げていくことが可能になります。建築現場での仕事の幅を広げていきたいとお考えの方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
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