瓦屋根工事とは？工事の種類を紹介

こんにちは！杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、いつでも良心的な低価格で高品質な屋根工事を実現しています。またお引き渡し後も万全の体制でアフターフォローに注力することで、いつでも安心できるサービスの提供を行っております。本日は、瓦屋根工事についてお話していきます。瓦屋根は経年劣化に強く耐久性に優れているめメンテナンスがほとんど必要ないうえに、断熱性や遮音性に優れており日本の高温多湿な気候にも適している屋根材といえます。このようにメリットの多い瓦屋根ですが、全くメンテナンスが必要ないというわけではありません。ここでは、瓦屋根工事の種類や修理が必要なタイミングについて紹介していきます。

瓦がひび割れしている場合や釘浮きしている場合、漆喰に破損や劣化がある場合には、部分補修を行っていきます。部分補修の方法はさまざまありますが、瓦のひび割れが生じた際には樹脂系の目地材で隙間を塞ぐコーキングという修理を行います。軽微なひび割れであればこのコーキングによる補修が可能ですが、ひび割れが酷い場合には交換が必要になってきます。また漆喰に破損や劣化が見られた場合には、既存の漆喰を取り除いて新たに塗り直しを行います。漆喰が破裂、劣化している場合には棟瓦を固定するための葺き土という土台の土が流れ出てしまっている可能性もあるため、併せてチェックすると良いでしょう。さらには風雨や地震、経年劣化による影響で釘浮きする可能性もあり、瓦が破損したり落下してしまう原因になることがあるため、新しく打ち直す必要があります。

瓦屋根の葺き直しとは、既存の瓦を取り除いて下地のメンテナンスを行ったあとに取り除いた屋根を元に戻すという方法です。瓦の耐用年数は数十年ありますが下地や防水シートは先に劣化してしまう可能性が高いため、この葺き直しを行うのです。また葺き替えとは、既存の屋根を取り除いて新しい屋根材を設置する方法です。新たに設置する屋根材には、瓦だけでなく違う屋根材を選択することも可能です。葺き替えは外観を美しくするだけでなく、下地も補修するために屋根全体の耐久性を向上することにも繋がります。

瓦屋根はセメント瓦の場合は３０年程度、日本瓦の場合には５０年程度が耐用年数となっています。この耐用年数が近づいてきたときには、破損や雨漏りが起こる前に修理することがおすすめです。住宅がある環境や日頃のお手入れの有無などによっても寿命は変わってきますが、耐用年数が近づいている場合には劣化している可能性が高いため早めに修理をしておくことでさまざまなトラブルが起きることを回避することに繋がります。また耐用年数が近づいていない場合でも、劣化の症状が出てきた場合には修理すると良いでしょう。瓦の塗装が剥がれてきたり色あせをしていたり、ひび割れや破損をみつけた場合には、雨漏りしたり瓦が落下してしまうリスクもあるため早めに対処するようにしましょう。

瓦屋根工事の種類や修理が必要なタイミングについてお話させていただきました。瓦屋根は耐用年数が長い屋根材ですが、破損したり劣化が見られた場合には修理が必要になってきます。修理には部分補修や葺き直し、葺き替えなどさまざまな方法があるため、屋根の状態に合わせて補修を行うと良いでしょう。当社でも屋根に関するさまざまな工事を行っております。お問い合わせにはできる限る迅速に対応しておりますので、屋根のことでお困りの際にはぜひお気軽にお問い合わせください。