屋根工事に使用するエプロンとは?役割を解説
2025/01/27
こんにちは!杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、屋根工事に携わって20年以上の経験を持つ熟練の屋根職人が直接屋根の状態を確認する高品質な屋根工事を行い、建物の劣化を修復しつつ美観と耐久性を追求しています。本日は、屋根工事に使用するエプロンについてお話していきます。屋根工事に使用されるエプロンってそもそもなに?と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?エプロンは設置することで風雨の勢いを抑え、雨漏りなどを予防する役割があります。ここでは、エプロンの特徴や施工方法などについて紹介していきます。
目次
屋根工事に使用するエプロンとは
屋根工事に使用するエプロンとは屋根の端や棟、壁の手前部分に取り付ける部材で、雨水や風雨の勢いを抑える役割があります。また天窓の雨漏れ対策としても活用され、瓦屋根やセメント屋根など凹凸のある屋根材の軒先側に使用されます。天窓に設置する場合には天窓と軒先側の瓦の高さが違うため、その部分に雨が溜まらないように段差を軽減させるという役割を担います。エプロン面戸というものもあり、折板屋根の逆さまの山形になっている溝のところに取り付ける隙間を塞ぐという役割を果たす部材です。エプロンのように下にぶら下がった部材のため、エプロン面戸という名前がついています。
エプロンの役割
天窓につけるエプロンには素材が柔らかく瓦などの形に容易に合わせることができるため、鉛やアルミの金属が使用されています。エプロンの役割は、雨が溜まらないようにカバーすることです。天窓を設置した場合には軒先側の野地板と屋根材の表面の高さにギャップが生まれるため、その部分に雨が溜まっていしまいます。エプロンを設置することでこのギャップを埋めて雨が溜まらないようにすることができるのです。またエプロン面戸には、外壁や棟の中に水が浸入するのを未然に防ぐ役割があります。雨は屋根材の上に落ちて軒先を流れて行ってくれる大人しいものだけではなく、時には横殴りに降る雨や流れる雨が横向きに走るような激しい雨など、予期していないような流れ方をする豪雨に見舞われることも考えられます。エプロン面戸は、そのような横向きに吹き付ける雨の勢いも抑えてくれるのです。
エプロンの施工方法
エプロン面戸は折板屋根の溝に取り付けた後、シーリングという方法で隙間を埋めて固定していきます。シーリングを行うときには、万が一雨水が内部に浸入してしまった場合でも雨水が外に排出されるように下の部分はシーリングをしないようにします。隙間をすべてシーリングしてしまうと内側に入り込んだ雨水が内部に溜まり腐食などの原因になりかねないなど、誤った施工方法は防水機能を高めるどころか雨漏りを引き起こす原因になってしまうこともあるため注意が必要です。天窓のエプロンは瓦屋根などの下に設置されるため、後から設置したり補修したりする場合には、天窓周りの屋根材を一度剥がして設置していきます。このとき防水シートや野地板の補修や補強も同時に行っていきます。
まとめ
屋根工事に使用するエプロンについてお話しさせていただきました。エプロンは天窓の雨漏れを塞いだり、予期していないような流れ方をする豪雨から屋根を守り内部に雨水が侵入することを防ぐ効果があります。当社では雨漏り工事をはじめ、屋根に特化した幅広い屋根工事を行っております。お問い合わせ後はできる限り迅速な対応を心がけており、最短で即日のお伺いも可能です。お客様がお持ちの疑問にも分かりやすく説明しておりますので、屋根のことでお困りの際はぜひお気軽にお問い合わせください。
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