屋根工事の途中で雨が降ってきたらどうする?工事を中断する理由とは
2025/02/20
こんにちは!杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、屋根工事に携わって20年以上の経験を持つ熟練の屋根職人が直接屋根の状態を確認し施工することで、高品質な屋根工事サービスを提供しております。本日は、屋根工事の途中で雨が降ってきたときの対応についてお話していきます。雨の日に屋根工事を行うことはさまざまなリスクを伴うため、工事は中断することがほとんどです。そのため業者は天気に気を配りながら工事スケジュールを組んでいきますが、万が一天候が悪化した場合には対策を行っていきます。ここでは、雨が降った日に工事を中断する理由や業者が行っている雨対策などについて紹介していきます。
目次
雨が降った日に工事を中断する理由
雨の日に工事を進めない理由は、さまざまなリスクを伴うからです。第一に雨の日に屋根の上で作業を行うことは大変危険です。雨が降ると足元は滑りやすくなり、傾斜のある屋根の上は滑り台のようになってしまいます。このように雨の日には作業中に落下してしまうリスクを伴うため、職人の安全を守るためにも作業は行いません。また雨の日に屋根材をめくるような工事を行っていた場合には、野地板が濡れてカビなどが発生するリスクが高まります。さらには工事途中の屋根の状態で雨が降ることで、雨が大量に室内に入り込み雨漏りが発生する可能性も考えられるのです。
屋根工事に向いている時期
気温も穏やかで降水量も少ないため作業を進めやすく、日照時間が長い日が多いために春と秋は一般的に屋根工事に向いている時期だと言われています。しかしこの季節は屋根工事業者が忙しくなる時期でもあり、工事日が希望通りに指定しにくいという難点もあります。逆に夏は工事が少ないために希望を受け入れてもらえる可能性が高い一方、雨が多い時期なので依頼する業者にはいつも以上に注意が必要です。夏に工事を依頼する場合には、雨対策をきちんと行っていることを確認すると良いでしょう。また冬は窓を閉めて生活しているために、工事の騒音が届きにくいという利点があります。特に雪が少ない地域では天気の心配もそれほどないため、冬の工事も行えるでしょう。
業者が行っている雨対策
専門知識のある業者は雨が降ると見込まれる日に関しては事前に工事の中止を決め、それを前提としてスケジュールを組んでいきます。スケジュール管理は屋根工事を行う上での重要な要素の一つなのです。また予期せず工事の途中で雨が降ってきた場合には、屋根にブルーシートを張り下地などが雨に濡れないように対策を行っていきます。ただし、工事の途中で雨が降った場合でも作業を続けるケースもあります。葺き替え工事などを行っている際にルーフィング加工という防水加工まで完了している場合には、雨水が侵入することは防ぐことができるために多少の雨であれば作業は続行します。その場合には足場まわりにブルーシートを張り巡らし、転落防止のための対策を十分に行います。しかし作業を続行した場合でも、大雨になったときには中止することになります。
まとめ
雨が降った日に工事を中断する理由や、業者が行っている雨対策などについてお話させていただきました。雨の日に屋根工事を行うことは落下などの事故を起こしてしまう危険性が高まったり、屋根の下地を痛めてしまうリスクがあるため基本的には工事は進めません。そのため工事の日程を組む際には、天候にも注意をして日程を調整していきます。屋根工事を行うのには春や秋が向いていますが、繁忙期になってしまうため他の時期を上手く活用するのも良いでしょう。
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