屋根リフォームの種類と相場とは？安く抑えるコツを紹介

こんにちは！杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、吹き替えや雨漏り補修、カバー工法を用いた屋根工事から屋根板金補修や塗装まで、屋根工事業者ならではの屋根に関する幅広い工事サービスを提供しております。本日は、屋根リフォームについてお話していきます。屋根は時間の経過とともに劣化が進み、それによって家全体の寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。そのため、屋根リフォームを行うことは重要です。ここでは、屋根リフォームの必要性や屋根工事の種類、屋根リフォームの価格を安く抑えるコツなどについて紹介していきます。

屋根リフォームは見た目を綺麗にするだけでなく、劣化部分の修繕を行うことで屋根の寿命を長くすることが可能になります。屋根は建物の中で最も風雨や強い日差しの影響を受けているため、日々の過酷なダメージによって少しずつ劣化が進んでいます。日本は四季があるために夏は強い日差しを受け、冬には雪の影響を受けてしまいます。また台風や大雨、地震などの災害が多いために、ダメージを受けやすい環境でもあります。屋根は建物を風雨や紫外線から常に守っているため、定期的なメンテナンスやリフォームが必要になってくるのです。

塗り替えはストレートやガルバリウム鋼板などの屋根には必須の工事で、屋根の美観を保つだけでなく塗膜によって屋根材を守るという効果もあります。使用する塗料や工事を行う範囲などによって費用は異なりますが、安いものだと１５万円程度から高いものだと８０万円程度のものまでさまざまです。単価が安い塗料は耐久年数が短い傾向にあります。

既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる工法で、屋根には劣化が見られるが下地は傷んでいないという場合などに行われるリフォームです。既存の屋根材がストレートやガルバリウム鋼板のような平板には基本的には施工が可能ですが、瓦屋根などには行うことができません。解体や廃材の処理などがほとんどないため、工事にかかる費用や時間を抑えることができるというメリットがあります。しかし屋根の重さが増えるため、耐震性に悪影響を与えてしまう可能性があることは知っておくと良いでしょう。カバー工法にかかる費用の相場は、５０万円から２５０万円程度になります。

葺き替え工事では既存の屋根材を撤去し、屋根の下に敷かれているルーフィングという防水シートも一緒に交換します。葺き替えでは屋根材を全体を一新することができるため、既存の屋根よりも軽い屋根材を採用して耐震性能を高めることも可能になります。この工法では屋根の解体や処分を行う必要があるため、施工費用が高額になったり工期がやや長くなるという難点があります。葺き替えにかかる費用の相場は、７０万円程度から高い場合には５００万円程度の費用がかかってきます。

屋根は普段目にすることが少ないため、トラブルに気づいたときにはすでに劣化や破損が進んでしまっているということも多くあります。そうなるとリフォームにかかる費用は高くなってしまうため、定期的にメンテナンスを行って耐久性を維持することで長期的に見たコストを低く抑えることが可能になるのです。また、補助金や火災保険などを活用することもおすすめの方法です。住宅の省エネ効果を高める工事を行うときには補助金を受けられる可能性があるため、確認しておくと良いでしょう。

屋根リフォームの必要性や屋根工事の種類、屋根リフォームの価格を安く抑えるコツなどについてお話させていただきました。屋根は普段目にすることが少ないため、トラブルに気づいたときにはすでに劣化や破損が進んでしまっているということも多くあります。そのため、メンテナンスを定期的に行い、必要に応じてリフォームを行うと良いでしょう。