安全性と作業効率を高める?屋根工事に適した靴の特徴を紹介
2025/03/05
こんにちは!杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、屋根工事に携わって20年以上の経験を持つ熟練の屋根職人が直接屋の状態を確認して施工することで、高品質な屋根工事サービスを提供しております。本日は、屋根工事に適した靴についてお話していきます。屋根工事は高所での作業を伴うため、安全対策を行うことがとても重要です。特に靴は職人の安全と作業効率を左右する重要なアイテムです。ここでは屋根工事で使用する靴の特徴や、なぜ一般的な靴ではなく専用の靴を履く必要があるのかということなどについて紹介していきます。
目次
屋根工事専用の靴とは
屋根工事専用の靴とは、滑りにくさや足元の安定感を重視した専用の靴です。一般的な靴では屋根の上で滑ったりバランスを崩してしまったりする危険性があるため、屋根工事を行う職人は必ず専用の靴を履いて作業を行います。屋根工事専用の靴はゴム製や特殊な素材を使用しているため屋根の上でもしっかりとグリップでき、瓦や金属屋根の上でも滑りにくい設計になっています。また柔軟性が高く足裏の感覚がつかみやすく、屋根の勾配に合わせて踏ん張ることができる構造になっています。摩擦や高温、紫外線などにも強い素材で耐久性が高く、軽量であるために長時間の作業でも疲れにくいという特徴もあります。
屋根工事に普通の靴が適さない理由
普通の靴は滑りやすい
一般的なスニーカーや作業靴はアスファルトやコンクリートでの使用を前提につくられているため、屋根材の上では滑りやすくなります。特に金属屋根や雨の日の瓦屋根では、通常の靴では踏ん張ることができず転倒や滑落のリスクを高めてしまいます。
クッション性が高すぎると危険
ランキングシューズやスポーツシューズはクッション性が高く歩きやすいものの、屋根の上では足裏の感覚が鈍くなるために安定感が損なわれてしまう可能性があります。屋根工事では足裏の感覚が重要になるため、しっかりと接地できる靴が求められるのです。
足場をしっかりと掴むことができない
普通の靴の裏は地面をたくさん歩くように作られているため、屋根の勾配に適した設計にはなっていません。そのため傾斜のある屋根では踏ん張ることができず、バランスを崩しやすくなってしまうのです。
屋根を傷つけるリスクがある
通常の靴底は屋根材との相性が考慮されていないため、瓦やストレートを傷つけてしまう可能性があります。屋根工事用の靴は屋根材にダメージを与えにくい素材で作られているため、施工後の屋根にも優しい仕様となっています。
屋根工事で使用される靴の種類
・先割れ地下足袋
先割れ下地足袋は柔軟性が高く足裏の感覚をつかみやすいうえに、グリップ力に優れているために瓦屋根やストレート屋根での作業にも適しています。また足首まで固定できるタイプのものもあるため、安全性が高いという特徴もあります。
・ゴム底の作業靴
ゴム製の作業靴は滑りにくいゴム製のソールのため勾配のある屋根でも安定感があり、耐久性が高く長時間の作業でも足が疲れにくいという特徴があります。主に金属屋根やアスファルトシングル屋根での作業に使用されます。
・スパイク付きの靴
スパイク付きの靴には金属製のスパイクがついており雨天時や急勾配の屋根で活躍しますが、金属屋根には適さないため現場ごとに使用を判断する必要があります。屋根材によっては使えないこともあるため、注意しましょう。
まとめ
屋根工事で使用する靴の特徴や、なぜ一般的な靴ではなく専用の靴を履く必要があるのかということなどについておお話させていただきました。屋根工事を行う際には安全が第一です。そのため専用の靴をきちんと使用し、作業の安全性を効率を向上させることが重要なのです。
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