屋根工事用足場及び施工方法を解説!安全で確実な工事のために知っておきたい基礎知識
2025/03/31
こんにちは!杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、使用する素材の品質や仕上がりの耐久性を重視して長期間暮らしを支える屋根となる高品質な屋根工事を行っております。本日は、屋根工事用足場及び施工方法についてお話していきます。屋根工事や修理などを検討していると、「足場の設置が必要」といわれることがあると思います。しかし、なぜ足場は必要になってくるのでしょうか?ここでは、屋根工事用足場の役割や施工方法などについて解説していきます。
目次
足場が必要な理由
・作業員の安全確保のため
屋根工事は高所での作用が主となるため、落下事故のリスクが高いです。足場の設置を行うことで作業員が安定した場所で移動することが可能になり、事故の防止に繋がるのです。
・正確な施工のため
足場があることで、職人が屋根のすみずみまで丁寧に作業を行うことが可能になります。足場がなければ無理な体勢での作業になるため、結果的に仕上がりにも影響が出てしまうのです。
・落下物からの防護
工具や資材などが落下する可能性もあるため、足場には飛散防止用ネットを取り付けることが多く、安全対策の一環として活用されています。
屋根工事の足場の種類
・枠組足場
もっとも一般的に使用されている足場で、強度が強く、屋根の高さに応じて柔軟に組立てることが可能です。鋼管とジョイントで構成されており、屋根工事には最も安全性が高いとされています。
・単管足場
鋼管を組み合わせて作る簡単な足場で、狭小地や限られたスペースの現場で使われることが多いです。枠組足場に比べると安定性にやや劣るため、使用場所には注意が必要です。
・ローリング足場
可動式の足場で、主に屋根の一部の修理や塗装工事など、比較的短期で作業を行うときに適しています。ただし風に弱いため、屋根全体のリフォームにはあまり向いていません。
足場設置の流れと施工のポイント
・現場調査と設計
工事前に建物の周囲のスペースや屋根の形状、高さなどを調査します。その結果をもとに、最適な足場設計を行います。このとき隣家や道路状況も確認し、トラックや資材の搬入経路を確保します。
・足場の組立て
設計通りに資材を搬入し、有資格者が安全基準を守って組立作業を行っていきます。一般的には1日で足場の組立ては完了しますが、大きな建物では2日以上かかることもあります。
・メッシュシートの設置
足場全体にメッシュシートを取り付けることで落下物を防ぎ、作業中の粉塵の飛散を抑えます。近隣への配慮としても重要な工程になります。
・屋根工事の実施
足場が整ったところで、屋根工事に着手していきます。作業内容に応じて、屋根材の撤去や下地の補修、防水シートの施工、新規屋根材の設置などを順に行っていきます。
・足場の解体や撤去
工事完了後、足場を撤去していきます。最後まで安全に気を配りながら作業を進め、資材を回収したら完了になります。
足場費用の目安と注意点
足場の設置には人件費や資材費が含まれ、一般的な住宅では10~25万程度が相場になっていきます。費用は屋根の形状や建物の大きさ、足場の設置期間によっても変動します。また屋根工事と同時に外壁塗装などを行うと、足場を共用できるためコストの削減に繋がることがあるでしょう。
まとめ
屋根工事用足場の役割や、施工方法などについてお話させていただきました。屋根工事における足場の設置は単なる作業スペースに確保ではなく、作業員も安全や施工の精度、周囲への配慮など、すべてに関わる重要な要素です。そのため、現場調査から撤去まで、一貫してプロの手で丁寧に行われるのです。
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