新築屋根工事中に雨が降ったらどうなる?リスクや対処法を紹介
2025/05/16
こんにちは!杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、屋根の板金工事からカバー工法、屋根の葺き替えや屋根塗装など、屋根に関する幅広いサービスをご提供しております。本日は、新築屋根工事中に雨が降ったときのリスクなどについてお話していきます。新築住宅を建てる際、工程の中でも重要なのが「屋根工事」です。家の骨組みに屋根がかかると、建物の印象が一気に現実的になりますよね。しかし、天候に左右される作業でもあり、特に「雨の日の屋根工事ってどうなるの?」と不安に思われる方も多いです。この記事では、新築の屋根工事中に雨が降った際のリスクや業者が行う対処法、施主として気をつけるべき点などについてわかりやすく解説します。
目次
雨天時の新築屋根工事が抱えるリスク
・構造材や断熱材が濡れてしまう
雨が降ることで心配なのが、建物内部に使われる木材や断熱材が濡れてしまうことです。これらの材料は水に弱く、濡れた状態のまま放置されるとカビの原因になったり、耐久性が落ちたりする恐れがあります。
・工事の進行がストップする可能性がある
屋根工事は高所作業が多く、足場や屋根上での作業が中心です。雨が降ると滑りやすくなり、職人の安全が確保できなくなるため、工事を中止せざるを得ません。これにより、全体の工期に影響が出る可能性もあります。
・雨漏りの原因になりかねない
屋根工事の途中で雨が降ってしまい、防水シートがしっかり施工されていない状態だった場合、一時的に屋根内部に水が入り込むリスクもあります。これがのちの雨漏りトラブルにつながるリスクもあるため、仮養生などの事前対策が欠かせません。
屋根工事中に雨が降ったときの業者の対応
防水シートやブルーシートで仮養生を行う
新築の屋根工事では、たとえ途中で雨が降っても建物内部が濡れないよう、防水シートやブルーシートなどを使って「仮養生(かりようじょう)」を行います。屋根全体を覆って雨の侵入を防ぐことで、工事途中でも被害を最小限に食い止めます。
天気予報をもとに工程を調整する
最近の屋根工事では、1週間先の天気を予測しながら工事日程を組むことが一般的です。特に野地板の施工やルーフィング(防水紙)の設置など、雨が降ると影響の大きい工程は晴れ間を狙って集中的に行います。また、天気予報の精度が年々高まっていることから、予想される雨量や降水確率に応じて段取りを柔軟に調整することも可能です。天候に応じた臨機応変な対応は、家を守るうえで非常に重要です。
雨天でも安全な作業のみを継続する
軽作業や内部の準備作業など、安全面に問題がない範囲での作業は雨天でも進める場合があります。工事の効率を落とさず、できるだけ全体のスケジュールに影響が出ないような工夫がされます。例えば、屋根の上での作業は中止しても、下準備となる材料の搬入や細かな加工作業を現場の外で進めることができます。こうした柔軟な工程管理により、天候の悪化による影響を最小限にとどめることができます。
雨による工期の遅れは避けられない?
・数日程度のズレは想定範囲内
新築工事全体では、雨による遅れも想定した工程管理がされています。特に梅雨時期や台風の多い季節などは、あらかじめ余裕を持ったスケジュールを組むことが多く、数日程度の遅れであれば大きな問題にはなりません。
・完成後の品質重視が最優先
たとえ雨で工期が数日遅れたとしても、無理に工事を続行して建材が濡れてしまうことの方がリスクは大きいです。業者としても、長い目で見たときの「家の品質」を最優先にして工事を進めるよう心がけています。
確認しておきたいポイントと心構え
・契約前に「雨天時の対応」について確認しておく
業者と契約する際には、「雨が降ったとき、どのように対応してくれますか?」と確認しておくと安心です。仮養生の有無や、雨による工期調整の方針などを把握しておくことで、後々のトラブルを防ぐことができます。当社では、屋根工事について20年以上の経験を持つプロの職人が直接屋根工事の現場作業を行うため、専門性が高い工事でも対応可能です。
・雨の後に現場を見に行くのもおすすめ
雨が降った直後に現場を見に行ける場合は、ブルーシートの養生がされているか、建材が濡れていないかをチェックしてみましょう。もし心配な点があれば、現場監督や担当者に気軽に相談するのが一番です。
まとめ
新築の屋根工事中に雨が降った際のリスクや業者が行う対処法、施主として気をつけるべき点などについてお話させていただきました。新築の屋根工事中に雨が降ると、つい不安になってしまうものですが、信頼できる施工業者であればしっかりとした対策と計画で対応しています。仮養生による保護やスケジュール調整、そして工事の安全確保など、すべてをトータルで管理しながら進めることで、最終的には高品質な仕上がりになります。天候はどうしても人の力ではコントロールできませんが、「どう対応するか」は業者次第です。これから屋根工事を控えている方は、ぜひ雨の日のリスクと対応策を知ったうえで、安心して工事を任せられる業者選びをしてくださいね。
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杉山工業
住所 : 神奈川県南足柄市矢倉沢1311
電話番号 : 0465-25-4963
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