屋根工事にかかる修繕費はいくら?費用の内訳と注意点を解説
2025/06/27
こんにちは!杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、屋根の板金工事からカバー工法、屋根の葺き替えや屋根塗装など、屋根に関する幅広いサービスをご提供しております。本日は、屋根工事にかかる修繕費についてお話していきます。屋根は住まいの中でもとくに風雨や紫外線の影響を受けやすい部分です。見えづらい場所だからこそ、気づいたときには劣化が進行しており、修繕が必要な状態になっていることも少なくありません。今回は、「屋根工事の修繕費ってどれくらいかかるの?」「どんな工事があるの?」という疑問をお持ちの方に向けて、費用の目安や工事内容、そして注意すべきポイントまで詳しく解説していきます。
目次
修繕費の目安
屋根の修繕費は、工事の規模や使用する材料、屋根の状態によって大きく異なりますが、一般的には部分補修なら約3万円〜10万円、棟板金の交換は約6万円〜15万円、雨漏り修理は約5万円〜20万円程度が目安です。また、屋根全体を塗装する場合は30万円〜60万円、既存の屋根の上から新しい屋根材を重ねるカバー工法では60万円〜100万円、屋根材をすべて撤去して新しくする葺き替え工事では80万円〜150万円ほどかかることがあります。こうした費用は、屋根の勾配や高さ、足場の有無によっても変動しますので、正確な金額を知るには専門業者による現地調査が欠かせません。当社では、お見積もりの際には慎重に現場の調査をさせて頂き、その調査結果に基づいた明瞭な見積もりをご提案しております。
修繕の種類と費用が変わる理由
部分補修
瓦の一部が割れていたり、スレートがずれているなどの軽度な劣化であれば、部分的な差し替えだけで対応できる場合があります。こうした工事は比較的費用が安く済む反面、全体的に劣化が進んでいる場合には、根本的な対処にはならないことがあります。
棟板金の交換
スレート屋根などに使用される棟板金は、風によって浮いたり、飛ばされたりするトラブルがよく見られます。内部の貫板が腐食していると、棟板金だけでなくその下の部分の交換も必要になります。また、作業には足場の設置が必要となるケースが多いため、そのぶんの費用が追加されることも少なくありません。
雨漏り修理
雨漏りは、屋根材のズレや破損、下地材の劣化、シーリングの切れなど、さまざまな原因によって発生します。原因の特定が難しい場合は、調査費がかかることもありますし、応急処置から本格修理まで段階的な対応が必要になることもあります。そのため、雨漏り修理には予想以上の費用がかかることもあると理解しておくと安心です。
塗装・カバー工法・葺き替えの違い
・屋根塗装(メンテナンス目的)
屋根の表面に塗料を塗り直すことで、防水性や耐候性を取り戻す方法です。既存の屋根材をそのまま活かすため、費用は比較的抑えられます。ただし、屋根材自体の劣化が進んでいると塗装が定着しにくく、施工対象外になる場合もあります。
・カバー工法(重ね葺き)
既存の屋根を撤去せずに、その上から新しい屋根材をかぶせる工法です。廃材の処分費がほとんどかからず、工期も短くて済む点が魅力です。ただし、屋根が二重になることで建物に重量が加わるため、事前に構造上の強度確認が必要です。
・葺き替え工事(全面リフォーム)
既存の屋根材をすべて撤去し、下地を補修したうえで新しい屋根材を取り付ける方法です。屋根の寿命を大きく延ばすことができ、断熱性や耐震性も高まります。ただし、廃材処分費や足場費、材料費などがかかるため、費用はもっとも高額になる傾向があります。
修繕費に影響するポイント
屋根修繕の費用は、屋根の形状や傾斜の度合い、建物の高さや立地、使用する材料によって大きく変動します。たとえば、切妻屋根や寄棟屋根、陸屋根など形状の違いによって、必要な材料や工事手順が変わるため、費用も異なります。また、勾配が急な屋根では安全対策として足場の設置が必要不可欠です。これにより追加費用が発生します。さらに、住宅が密集した場所や、道路が狭い立地にある場合には、資材の搬入や作業スペースの確保が難しくなり、追加費用や日数がかかる可能性もあります。屋根材としては、耐久性の高いガルバリウム鋼板や、日本瓦、スレートなどがありますが、素材によって価格と耐用年数も異なるため、選定時には将来のメンテナンスも考慮することが重要です。杉山工業では、自社一貫施工のため工事費用に余計な中間マージンがかかりません。適正価格で高品質な屋根工事をお届けするのも当社のこだわりです。
修繕費を抑えるコツ
修繕費をできるだけ抑えるには、まず定期的な点検を行い、劣化が小さなうちに対応することが効果的です。ひどくなる前に修理すれば大規模な工事を避けることができ、結果的に費用を抑えられます。また、風災や雪災などによる損傷であれば、火災保険が適用されるケースもあります。保険を活用することで、自己負担を大幅に軽減できることがあるため、事前に契約内容を確認しておくと安心です。さらに、複数の業者から相見積もりを取ることで、適正価格を把握することができます。ただし、安さだけで業者を選ばず、過去の施工実績や保証内容、アフターフォローの体制などをしっかり確認することが、満足度の高い修繕につながります。
まとめ
屋根工事にかかる修繕費は、工事の内容や建物の状態、選ぶ屋根材などによって大きく異なります。しかし、早めに点検と対処を行うことで、大規模な修繕を防ぎ、費用を抑えることが可能になります。普段は目に入りづらい屋根だからこそ、定期的な点検と信頼できる専門業者への相談が大切です。「最近点検していない」「雨漏りが心配」という方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。現地調査とわかりやすいご説明で、お客様の不安を解消いたします。
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