屋根工事に使用される折板とは?特徴やメリットを紹介
2025/04/02
こんにちは!杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、いつでも良心的な価格帯で高品質な屋根工事を実現できるように地域密着での取り組みを大切にしながら、細部に至るまで丁寧な施工を心がけております。本日は、屋根工事に使用される折板についてお話していきます。屋根工事を検討している方の中には、折板という言葉を聞いたことがある方もいると思いますが、どのような特徴がある屋根材なのでしょうか?ここでは、折板屋根の特徴やメリットなどについて紹介していきます。
目次
折板屋根とは
折板屋根とは鉄やガルバリウム鋼板などを波状や山型に折り曲げて加工した屋根材です。板を折った形に加工してあるため「折板」と呼ばれています。主に工場や倉庫などの大型建築物で用いられることが多く、傾き方向につなぎ目がないため屋根の長さがかなり長くなるという特徴があります。また波状の形状にすることで薄い板でも高い強度を持たせることができ、重量を抑えつつ耐風、耐雪にも優れています。
折板屋根のメリット
強度が高く、耐久性がある
折板は薄い金属の板を山型や波型に折り曲げて成形しているため、見た目以上高い剛性を持っています。これにより、台風による強風や積雪の荷重にも耐えることができるというメリットがあります。また防錆処理や表面塗装によって耐候性も向上しており、長期間にわたって使用できる屋根材として工場や倉庫などで採用されています。
軽量で施工しやすい
折板屋根は金属製で軽量なため建物の構造体への負担が少なく、耐震性を高めることができるというメリットがあります。また大きな1枚の板として施工ができるため、職人の手間が減り設置作業をスムーズに進行することが可能になります。特に短期での施工が求められる現場では施工性の高さが際立ち、天候による遅延のリスクも軽減することができる素材です。
コストパフォーマンスが高い
折板は比較的安価な材料であり、施工がシンプルでスピーディーなため全体の工事費用を抑えることができるという魅力があります。広範囲に敷設する場合でも費用負担が少なく、低予算でも強度と実用性を両立することができます。特に大型施設やガレージ、倉庫など、面積が広い建物の屋根材としては優れたコストパフォーマンスを発揮するでしょう。
折板屋根の注意点
折板屋根は金属製であるため、断熱性能や遮音性は一般的な屋根材に比べるとやや劣ります。特に夏は熱がこもりやすく、雨音も響きやすい傾向があります。そのため、必要に応じて断熱材や吸音材などを組み合わせて施工することがおすすめです。また長期間使用すると表面の塗装が劣化し、サビが発生してしまう可能性があります。特に沿岸部や湿度の高い地域では注意が必要です。定期的なメンテナンスや塗装を行うことで、長期間安心して使用することが可能になるでしょう。
まとめ
折板屋根の特徴や、メリットなどについてお話させていただきました。折板屋根は耐久性や施工性、コスト面で非常に優れており、工場や倉庫などの大型施設だけでなく住宅のカーポートや増築部分などにも最適な屋根といえます。工期が短く、予算を抑えたい現場でも高いパフォーマンスを発揮するのも利点でしょう。ただし断熱性や遮音性といった面では弱点でもあるため、建物の用途や立地条件に応じた補強が必要になる場合もあります。メンテナンスを怠らなければ長期的に機能を維持することができるため、コストをかけすぎずに安心の屋根を主お求めの方にはおすすめです。屋根工事を検討されている方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
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