雨漏り工事で外壁塗装が必要?その理由と施工方法を解説
2025/04/04
こんにちは!杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、屋根の板金工事からカバー工法、屋根の葺き替えや屋根塗装など、屋根に関する幅広いサービスをご提供しております。本日は、雨漏り工事で外壁塗装が必要な理由についてお話していきます。突然の雨漏りにお困りの方の中には、屋根からの雨漏りだと思っていたけど実は外壁が原因だったというケースも多くあります。ここでは、外壁から雨漏りが起こる原因や、雨漏り工事と外壁塗装をセットで考える理由などについて解説していきます。
目次
外壁から雨漏りが起こる原因
・外壁塗装工事の劣化
外壁塗装は、風雨や紫外線から建物を守る防水膜としての役割を果たしています。しかし年数が経過すると塗膜が劣化し、防水機能が大きく低下します。これにより壁面から水が浸水しやすくなるのです。
・シーリングのひび割れ
サイディングボードの継ぎ目やサッシまわりなどに使用されているシーリング材は、紫外線や気温の変化で硬化やひび割れ、剥がれが発生しやすい部分です。シーリングに隙間ができるとそこから簡単に雨水が入り込み、壁内部の防水シートを超えて室内に達することもあります。
・ひび割れ
外壁材やモルタルに発生する細かいひび割れは、軽微なように見えても繰り返し雨にさらされることでじわじわと雨水が侵入します。また大きなひび割れが発生した場合には、水の侵入だけでなく建物の強度にも影響が出ることがあるため早期の対応が必要になります。
雨漏り工事と外壁塗装をセットで考える理由
外壁からの浸水を防ぐための有効手段
外壁の防水性能は、塗装によって保たれています。外壁塗装の主な役割は美観の維持だけでなく、雨水や湿気の侵入を防ぐ効果があります。雨漏りが発生しているときはこの雨水や湿気を防ぐ機能が劣化している可能性が高く、ただ水が入った箇所を補修するだけでは根本的な解決にはならないこともあります。そのため雨漏り工事を行うときには、外壁塗装によって防水機能全体を回復させることが重要になってくるのです。
一部補修では再発のリスクがある
ひび割れた部分だけを補修しても、他の箇所が劣化することで再度雨漏りが発生してしまう可能性もあります。特に外壁が全体的に色あせていたり、チョーキングを起こしている状態であれば、塗装の劣化がかなり進んでいる証拠になります。このような場合には部分的な補修では不十分であり、外壁全体を塗装し直すことで防水性を回復させる必要があるのです。
屋根と外壁、両方の点検・補修が雨漏り防止に効果的
雨漏りを防ぐためには、屋根と外壁の両方を点検、補修することが重要です。屋根からの浸水だけでなく、外壁のひびやコーキングの劣化も雨水の侵入口になるため、どちらかだけの対処では不十分な場合があります。塗装や修理のタイミングで対応しておくことで家全体の防水性が高まり、将来的な雨漏りのリスクを軽減することができるでしょう。点検や補修を行うときにはセットで行うことで足場の設置が共通で済むため、コストや工期の面でも効率的になります。
まとめ
外壁から雨漏りが起こる原因や、雨漏り工事と外壁塗装をセットで考える理由などについてお話させていただきました。外壁塗装と雨漏り工事はそれぞれ別の工事のように見えて、実は密接に関連しています。外壁の劣化を放置してしまうとそこから雨水が侵入し、見えないところで家の構造を傷めてしまう恐れがあります。そのため万が一雨漏りが発生した場合には、外壁も含めて総合的に判断することが重要なのです。雨漏りでお困りの方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
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