足場なしで屋根工事は可能?足場が必要な理由を解説
2025/04/06
こんにちは!杉山工業です。私たちは神奈川県南足柄市に拠点を構え、使用する素材の品質や仕上がりの耐久性を重視して長期間暮らしを支える屋根となる高品質な屋根工事を行っております。本日は、屋根工事の足場についてお話していきます。屋根工事を行う際に気になることの一つが、足場の必要性ではないでしょうか?多くの屋根工事の場合、足場を設置しないで工事を行うことは違法になります。作業内容や状況によっては足場が必要ないケースもありますが、足場がない状態で行う工事は作業スペースの確保が難しくなるためおすすめしません。ここでは、屋根工事でなぜ足場が必要とされるのか、足場なしで施工可能な条件などについて紹介していきます。
目次
屋根工事で足場が必要な理由
作業の安全性を確保するため
屋根工事は高所での作業であり、屋根の形状や傾斜によって足元が不安定になるため、安全確保が何よりも重要になってきます。足場がない状態で行う作業は転落や滑落などの危険を伴いますが、足場を設けることで作業員は安定した場所から作業を行うことができるため、安全性が大きく向上します。また足場は高所からのものの落下防止にもなるため、家主や周囲の住民にとっても重要になります。
作業の品質の確保
屋根工事における足場の設置は、工事の品質を確保するという面でも重要な役割を担っています。足場が不安定な状態で行う作業は、繊細な作業に支障をきたしてしまう可能性があります。足場を設置して作業を行うことは、塗装漏れや施工不良などの工事の不備が起こるリスクを軽減することができるのです。
近所への配慮
足場の設置が必要な理由の一つに、近隣への被害の防止という要素があります。屋根工事で古い屋根材の撤去などによる破片やゴミが落下するリスクや、屋根塗装や高圧洗浄による塗料や粉末、水しぶきの飛散などが発生する可能性があります。足場に養生シートなどを設置することで、このような被害による近隣トラブルを回避することに繋がるのです。
法律上の義務となるため
一定の条件を満たす高所作業においては、労働安全衛生規則に基づいて足場の設置が義務付けられています。2メートル以上の高さで作業を行う場合には足場を設けずに作業を行うことは禁止されているため、足場の設置が必須になっています。業者が安全対策を怠った場合、万が一の事故が起きたときには依頼主側にも責任が及ぶケースもあるため、適切の足場の設置が重要になってきます。
足場なしでも違法にならない場合
労働安全衛生規則に基づき、高さが2メートル未満の屋根工事では足場を設置しなくても違法はなりません。また足場が比較的安定する平らな屋上や陸屋根での工事も、足場を設置する必要はありません。また梯子や脚立などが使用できる一階の屋根工事は、脚立などに簡易的な作業板を設置することで足場がない状態でも作業を行うことが可能です。
まとめ
屋根工事でなぜ足場が必要とされるのか、足場なしで施工可能な条件などについてお話させていただきました。屋根工事は高所での作業が多いため、足場を設置することで作業員の安全と作業の質を確保することができます。基本的には足場の設置が前提となりますが、状況によっては足場なしで工事を行うことが可能になります。しかし足場なしでの工事は安全性が低下してしまうため、違法にならない状況だったとしても足場なしの工事はあまりおすすめしません。業者が安全対策を怠った場合、万が一事故が起きたときには依頼主側にも責任が及ぶケースもあるため注意が必要です。屋根工事をお考えの方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
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